Column

2019.11.01





自然ぐすり生活とはどんなもの?


植物療法(フィトテラピー)とは、病院にかかるほどではないちょっとした不調である「未病」に対処したり、
病気を予防したりする伝統療法のこと。

私はこれを、毎日の暮らしに無理のない範囲で取り入れています。聞き慣れない言葉かもしれませんが、実は昔から私たちの身近に存在しているものです。植物からつくられる漢方などもそのひとつ。

また、日本に昔から伝わる"おばあちゃんの知恵袋"、たとえば風邪をひいたらしょうが湯を飲んでからだを温める、すり傷ができたらアロエを貼る、といった手あてもそう。そもそも、自然の恵みをいただく毎日の食事もいわば植物療法のひとつです。

実際に、私がやっている自然ぐすり生活も、決して特別なことではありません。薬理効果のある精油を使ったり、ハーブティーやサプリメントを飲んだりするだけ。
日々の生活の中で、無理なく、できるときに取り入れればいい。それでも植物は、人のからだに寄り添い、サポートしてくれる力を持っています。

また植物療法は、薬のように、飲んですぐ効くものは多くありません。ゆっくりと包括的に体の調子をととのえてくれるので、自分が持っている本来の自然治癒力が高まり、からだ全体がよい方向に導かれていくのです。

病院にいくほどではない不調のとき、予防したいときに、ちょっとした知識さえあれば自分自身でケアができるお守りのような感覚で取り入れてほしいのです。




女性には特に自然ぐすりがいい


女性のからだは、初潮の訪れる思春期に始まり、排卵、月経、妊娠、出産、閉経と、一生のうちにとても大きく変化します。そしてその間ずっと、女性ホルモンに大きく支配されています。

女性は本来、ゆったり過ごしてからだを休ませなければならない性とされています。
けれど、今は仕事・家事・育児と、いろいろな役割を果たさなければなりません。
加えて、女性は男性よりも感受性が強く、月一度の月経もあり、
無理をするとホルモンバランスが崩れて不調に陥りやすいのです。

ストレス社会である現代において、ストレスにさらされ続けると、自律神経やホルモンバランスが乱れ、免疫力が落ちて疲れやすくなったり、月経不順や月経痛など、さまざまな症状を引き起こします。
ひどくなるとからだの症状だけではなく、気持ちの浮き沈みなど、こころにも影響が出てきます。

このような自律神経やホルモンバランスの乱れによって起こるさまざまな不調に、自然ぐすりはやさしく寄り添ってくれます。
植物療法は予防医学でもあるので、今は大きなトラブルを感じていないけれど、今後の妊娠、出産、更年期などに備えて、今からからだをととのえておきたいと思われる方にもぴったりです。




塗る/飲む/香る/食べる


1.塗る
皮膚に塗ることで、肌に浸透させ、毛細血管に植物の油溶性有効成分を届けることを、「経皮吸収」といいます。血流に乗って全身をめぐり、効果を発揮します。

精油/オイル/クリーム/バーム/入浴剤など


2.飲む
消化器官を通して、有効成分を吸収させる方法です。飲むと、胃・小腸などを通りながら吸収します。もっとも簡単で継続しやすい、自然ぐすりの基本ともいえます。

ハーブティー/タンチュメール/カプセル/パウダーなど


3.香る
イライラ、気分の落ちこみなど、こころのケアに。香りを嗅ぐと、1.5秒で脳への信号が送られます。 自分の意識とは無関係に本能に働きかけてくれるので、その香りの性質により、気持ちを上げてくれたり、自律神経をととのえて落ち着かせてくれます。

ディフューザー/アロマバス/蒸気浴/フレグランスなど


4.食べる
野菜や果物など、私たちが摂っている食事も自然の恵み。薬理効果のあるものをバランスよく食べることや、そうした成分をギュッと凝縮したサプリメントなどを摂ることも、自然ぐすり生活の一部です。

野菜/ナッツ/ドライフルーツ/パウダー/サプリメントなど


植物療法士 南上夕佳 著 「自然ぐすり生活」より抜粋





もっと詳しく知りたい方は・・・・

自然ぐすり生活
からだとこころの不調をととのえる初めてのフィトテラピーノート
ワニブックス 
価格¥1,540(本体価格¥1,400)
全国書店で販売中
誰でも今すぐ実践できる、悩みに合わせた自然ぐすりを一挙紹介!






関連記事

シルク肌になろう!キャンペーン
INTIME






現在登録されている商品はありません。